AWS認定 SAA(ソリューションアーキテクトアソシエイト)の資格とは

エンジニアの方であれば、今日避けては通れないのがクラウドサービスではないでしょうか?まだまだクラウドって何?という方はこちらを先にご覧ください。

私は20年くらい前に新卒でインフラエンジニアとしてキャリアをスタートしたため、オンプレミスの環境しかない時代で、当時はデータセンターに通ってサーバー構築をやっていました。

2010年にクライアント先でAWSが話題となり、初めてクラウドサービスというものに触れましたが、「当時は到底使えない」という話でお試しで触ってみる程度で終わりました。

2011年に東京リージョンが開設しましたが、僕はエンタープライズ企業に関わることが多かったこともあり、本格的にAWSに関わりはじめたのは2014年頃でした。

インフラエンジニアとしてキャリアを歩んで、これからはクラウドだ!と言われつつも、まだ何もわからない中、一番最初に取り組んだのが、「AWS認定 ソリューションアーキテクト」の資格取得でした。当時は資格の種類が多くありませんでしたが、2021年8月現在では、11種類もの資格が存在します。

AWS認定 SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)とは?

AWS認定は「役割別認定」6種類と「専門知識認定」5種類にの計11種類となります。

その中で、「ソリューションアーキテクト アソシエイト(AWS Certified Solutions Architect - Associate)」はアーキテクチャ設計や構築をするエンジニア向けの資格の、アソシエイトレベルの認定と位置付けられています。長いので略称のSAAを使って説明していきます。

アソシエイトレベルとは、目安として、1年程度AWSのアーキテクトとして問題解決と解決策の実施に取り組んだエンジニアをさしているようです。

資格の種類や難易度など簡単にまとめてみたので是非参考にしてください。

aws資格種別

2014年に私がこの資格を取得した際には、オンプレミスでのインフラエンジニアとしてのこれまで経験と、AWSのアーキテクトとして価値提供できる知識を保有したエンジニアとして、社内で認知を拡大することができました。

当時は、AWSの実務経験をしっかり積んだエンジニアは社内にはほとんどおらず、この資格を保有しているだけで、社内のAWSに関わる案件がある際には声をかけてもらえるような状態でした。2015年頃には、AWSに積極的に取り組む数社で「AWSのエンタープライズ活用“虎の巻”ガイドブック」の制作を行いましたが、その活動にも参加することができました。社内の勉強会を企画するメンバーにも選ばれ、資料を作ることでさらにAWSに関する知識を向上させることができました。

2021年になり、AWSの認知は高まりましたが、「AWSエンジニア人材」はまだまだ枯渇しているように思います。たくさんの企業の方とお話しする機会がありますが、AWSの活用はどんどん進んでおり、仕事の数も増え続けているにもかかわらず、エンジニアのスキル獲得のスピードが追いついていないように思えます。

そんな状況下においては、認定資格である「SAA」を取得することは、AWSに本気で興味を持って取り組んでいるという意思表示となり、業務を任せてもらうための機会の創出に大きく寄与するものだと考えます。
AWSに挑戦してみたいというエンジニアの方は沢山いるのではないかと思います。しかしながら、業務を任せる立場からすると、そのエンジニアの本気度というのは大きな選択要因となるはずです。まずは、しっかりと学習して、時間とお金をかけてでも、AWSに取り組みたいという姿勢を見せることは大きなアドバンテージになるかと思います。

特に、これまでエンジニアとして活動してきたけど、これからAWSに取り組みたいと考えている皆さんにおいては、IT活用におけるベースの知識を持った上で、AWSの知識を学ぶことになるので、「SAA」の取得は、キャリアの幅を広げるための、最初の大きなステップとして位置付けられるでしょう。

AWS認定 ソリューションアーキテクト アソシエイトを取得するには?

試験に関しては、AWSの公式ページにて公開されておりますので、詳しくはそちらを参照してください。ここでは、簡単に必要事項をピックアップしてご紹介します。

AWS公式ページ - AWS認定 ソリューションアーキテクトアソシエイト
ガイドブック - AWS認定 ソリューションアーキテクトアソシエイト

「SAA」の試験について

まずは試験についてですが、選択式の問題となるため、実際にAWSの環境を使った実技試験の問題はありません。あくまでも知識を確認するための問題形式となります。
また、受験料金は少しばかり高額ですが、会社によっては資格取得者を応援するために、受験料金を出してくれるところも少なくないのではないかと思います。まずは社内の制度を調べたり、上司に掛け合ったりして、受験料金の会社負担をお願いしてみると良いでしょう。

試験詳細1

次に、出題される内容の分野については4つで定義されており、それぞれの出題の比率もガイドブックの中で公開されています。

試験詳細2

勉強方法を紹介

さて、このように書かれても何から始めて良いのか分からない方も多いかもしれません。

ガイドブックの中にはもう少し細かく

  • 試験の対象となる主要なツール、テクノロジー、概念
  • AWS のサービスと機能

などの内容が公開されていますのでそちらもご参照ください。

では、具体的にどのように学習するのが良いのでしょうか?各々のエンジニア経験によっても様々かとは思いますが、勉強方法の一例をこちらで紹介したいと思います。

  • 1. 体系的に学ぶ
  • 2. より詳細なAWSの機能や仕組みを学ぶ
  • 3. 自分の知識レベルを確かめる

これらの、3通りの方法を相互に繰り返すことで、ソリューションアーキテクトの出題範囲に対して、知識の習得を確実なものにしてもらうのが良いのではないかと思います。

それぞれに使えそうな教材についても少しご紹介したいと思います。

AWSの書籍については、多く出版されているため、ここでは私がこれまで関わった同僚達が書いた書籍を中心にご紹介させて頂きます。あくまでも一例ですので、ご自身にあった物を選んで頂くのが良いのではないかと思います。

教材の紹介

1. 体系的に学ぶ

体系的に学ぶためには、たくさん出版されている参考書の中から自分に合うものを選ぶのが良いかと思います。

「この1冊で合格! AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト テキスト&問題集」

第一線で活躍するアクセンチュア株式会社のコンサルタント達が書いた書籍になります。図などを多く活用することでわかりやすく説明してくれているところが特徴です。解説だけではなく、練習問題や用語集も含まれていますので、こちらのテキストを一冊持ってると他の参考書を活用する際にも役立てられるのではないかと思います。

2. より詳細なAWSの機能や仕組みを学ぶ

ソリューションアーキテクトの試験では、かなり詳細な機能の内容について問われる試験も多い印象です。体系的に学んだ上で、より詳細な部分についても理解を深めた上で、試験に望むのが良いかと思います。

ここでは、AWSが公式に提供しているコンテンツが役に立ちそうなので、そちらを紹介させて頂きます。

AWS クラウドサービス活用資料集

通称「AWS Black Belt」とも呼ばれますが、多くの認定資格保有者がこちらのコンテンツを活用したのではないでしょうか?セミナー動画のコンテンツや資料が豊富にまとめられています。認定資格に関して触れられているコンテンツもあるので、無料のコンテンツとして有効に活用しましょう。

よくある質問

その名の通り、AWSを活用するエンジニアやビジネスユーザーが疑問に思うことに関して記載があります。概念は分かったんだけど、具体的にこのような場合はどうなるのかな?と思うときはこちらを覗いてみるのも良いかと思います。

試験の中でも、細かなレベルで問われることがあるので、こちらも活用しましょう。

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーにも多くのコンテンツがまとめられています。こちらは、AWSのサービス単位でのコンテンツが多く存在します。この中から、自分の学習テーマに沿ったコンテンツを探すのも良いでしょう。
特に、AWS Well-Architected Frameworkのホワイトペーパーは、認定資格との関連が深いので、試験前に確認しておくと良いのではないでしょうか。

AWS Well-Architected と 5 つの柱

  • オペレーショナルエクセレンスの柱
  • セキュリティの柱
  • 信頼性の柱
  • パフォーマンス効率の柱
  • コスト最適化の柱

ここでは、内容については触れませんが非常に重要な要素なので勉強しておいてください。

ハンズオン

初心者でもわかるように動画で説明してくれながら、ステップバイステップで操作しながら学べるコンテンツです。こちらもなんと無料となります。基本的な内容が中心ですので、是非、躊躇せずに、手を動かしながら学んでみてください。

3. 自分の知識レベルを確かめる

AWSの参考書やAWS公式ドキュメントを活用して学んだ上で、実際にテストではどのような形で出題されるのか?その理解がどの程度進んでいるのかを確かめることも有効です。そういった意味でも、問題集を一つ購入しておくのも良いのではないかと思います。

「AWS認定ソリューションアーキテクト-アソシエイト問題集」

こちらは、完全に宣伝になりますが、僕の過去一緒に働いていた同僚が寄稿に関わってそれが世に出ることに少し感動してます。発売日前なので、内容については理解できておりませんが、この書籍に拘らず、AWS認定を問題集として提供している書籍をぜひ一冊ほど選んで頂くと良いと思います。

最後に

さて、AWS認定資格「SAA」について触れてきましたが、いかがだったでしょうか?

僕は、「日本のソフトウェアエンジニアを憧れの職業へ」を目指す企業の役員ですが、個人的にもAWSのファンだったりします。
AWS re:Invent に参加した経験もあるのですが、新しい価値を世の中に提供し続けるAWSに関しては、これからも注視して行きたいと考えております。

ついでに2点ご紹介です。

実は、リモートワークが盛んになってくるに伴い、AWS認定自体もオンラインで受験ができるようになっています。エンジニア特化型コワーキングスペースのHarborS表参道でも受験が可能ですので興味がある方はぜひ、こちらも読んでみてください。

また、認定試験に合格した暁には弊社が提供するAWS有資格者限定プラットフォーム『engineed』へご登録ください。AWS認定で一定の知識レベルが証明されたと思いますので、その次は、より実務に近い実践的な試験(アーキテクチャ設計&実装試験)を受験してみてください。実技試験のアウトプットを使ってスカウトを獲得しているエンジニアが絶賛増加中となります。実技試験受験者の声や感想も紹介していますので是非一度ご覧ください。

エンジニアの方の作業場所・勉強場所・交流場所としてHarborS 表参道をどうぞ

会社名(英文名) 株式会社アンチパターン(Anti-Pattern Inc.)
店舗名 HarborS 表参道(ハーバーズ表参道)
住所 〒107-0062 東京都港区南青山3丁目15−9 MINOWA表参道 3階
電話番号 03-6885-6140
URL https://harbors.anti-pattern.co.jp/
アクセス 東京メトロ銀座線、半蔵門線「表参道」下車 A4出口 徒歩3分

ACCESS

HarborS 表参道は、港区青山エリアに位置しており、表参道駅A4出口から徒歩3分という好立地です。
住所は「港区南青山」とブランド力抜群のこのエリアは、渋谷、原宿、麻布、赤坂、六本木エリアとも隣接しており、どこからのアクセスも抜群の立地という特徴があります。

[周辺からのアクセス]

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原宿:千代田線で1分 (徒歩20分圏内)

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赤坂:千代田線で6分 (徒歩30分圏内)